春の3歩手前
ほうぼうのブログなどを見ていると雪が融けた場所から顔を出したスノードロップに蕾がついたなどの記事。
わたしも秋にいくつかの場所に水仙などの球根を植えたのでここ数日で雪が融けたその場所を眺めてみたけど気配なし。実験的埋め込みだったから本当に芽が出るのかわたしの場合期待薄。
今日は、日差しだけは春みたいな1日。気の早い人はもう春爛漫な装い。だけどもちろん真冬の装いの人の方が多いけれど。それでもショップの洋服はもう春だ。そのせいか精神的に追いついていかずまったく購買意欲が湧かない。
それはそれでいいことだけれど。
焼売を珍しく作ろうなんて思ったが、そんな日に限って立ち寄ったスーパーマーケットでは焼売の皮が売り切れ。
既に籠に入れていたひき肉を戻して、なんとなく鶏肉を買う。どうしようか。胡麻をまぶして香ばしく焼くか。普通に照り焼きにしようか。チキンカツという手もあるけれど。
本日、図書館で借りていた「虹の岬の喫茶店」を読み終えた。
読む前にいくつかの批評から「読後には訪れる優しい気持ち」だとはわかっていた。
わたしの感想は一話完結のテレビドラマあるいは映画にしやすいだろうなということが頭に浮かびながら読んでいた。そしてそれはそれは素敵な景色を見せてくれる映像になるだろうということ。
「優しい」と「悲しい」はとても近い。
わたしはちょっぴり悲しかった。読み終えた時に。
そんなわけで、それではまた。